ネットワークビジネスランキング2022|顧客参加型マーケの最前線
自分が関わっているネットワークビジネス企業が、業界内でどのくらいの位置にいるのかご存じでしょうか?この記事で紹介する『2022年ネットワークビジネスランキング』を確認すれば、数字に基づく客観的な評価を確認できます。業界動向の把握はこれからの行動指針を定める重要な材料です。この記事では売上高ランキングのほか、前期比の増収率や各部門ごとのランキングを余すことなくご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、あなたがその企業で活動するモチベーション維持や目標設定の材料に、あるいは急成長している企業に波乗りする根拠として利用していただけると幸いです。
加速するネットワークビジネス|個人の発信力が強まる時代
スマートフォンの普及に伴い、SNSによる個人発信の影響力が日に日に強まってきている昨今。消費者自らがマーケッターの役割も担い流通を広げていくネットワークビジネス市場が、今後さらに拡大していく動きを見せています。
よく誤解されていますが、ネットワークビジネスは法律で認められている合法なビジネスモデルです。別途禁止されている無限連鎖講(ねずみ講)とは明確に区別されています。
日本では、ミキプルーンの三基商事やノエビア、ポーラ、シャルレ、日健総本社など、各業界の有名企業が流通拡大にネットワークビジネスを採用しています。過去には山之内製薬、カネボウ、ダイエー、ソニー、ジャスコなどの大手企業(関連会社を含む)がネットワークビジネスに参入した経歴があります。
たしかに悪質な営業を行う一部の会員のせいで、トラブルになることも少なくないビジネスモデルではあります。しかし実際使用している消費者自身の声で流通を広げるという、正しく使えば非常に有効な販売方法なのです。
増収している企業、伸びているカテゴリー、各商材の有力企業などの動向を把握し、これからのネットワークビジネス活動の参考にしてみましょう。
2022年ネットワークビジネス【売上高ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | 日本アムウェイ | 97,520 |
2 | 三基商事 | 55,000 |
3 | フォーデイズ | 32,987 |
4 | ニュースキンジャパン | 30,000 |
5 | ノエビア | 26,296 |
6 | ベルセレージュ本社 | 22,600 |
7 | フォーエバーリビングプロダクツジャパン | 19,000 |
8 | アシュラン | 18,700 |
9 | グラントイーワンズ | 14,600 |
10 | モデーアジャパン | 14,000 |
11 | ナチュラリープラス | 13,100 |
12 | シャルレ | 12,919 |
13 | セプテムプロダクツ | 11,450 |
14 | モリンダジャパン | 11,000 |
15 | 高陽社 | 9,500 |
15 | ドテラジャパン | 9,500 |
17 | 日本シャクリー | 9,400 |
18 | ニナファームジャポン | 8,900 |
18 | アウラインターナショナル | 8,900 |
20 | サンクスアイ | 8,000 |
20 | シャンデール | 8,000 |
20 | タッパーウェアブランズジャパン | 8,000 |
23 | 赤塚 | 7,800 |
24 | アンビットエナジージャパン | 7,557 |
25 | 日健総本社 | 6,400 |
26 | イオン化粧品 | 6,000 |
27 | ザ マイラ | 5,200 |
28 | ロイヤル化粧品 | 5,100 |
29 | サミットインターナシュナル | 5,000 |
30 | シナリー | 4,500 |
31 | ライフバンテージジャパン | 4,391 |
32 | シナジーワールドワイドジャパン | 4,320 |
33 | アライヴン | 4,000 |
33 | KZ1ジャパン | 4,000 |
33 | TIENS JAPAN(ティエンズジャパン) | 4,000 |
33 | ピュアクリスタル | 4,000 |
37 | スリーピース | 3,811 |
38 | アリックスジャパン | 3,800 |
39 | アイビー化粧品 | 3,762 |
40 | YOSA | 3,680 |
41 | ペレグレイス | 3,490 |
42 | グリーンプラネット | 3,400 |
43 | マナビス化粧品 | 3,000 |
43 | ハーバライフ・オブ・ジャパン | 3,000 |
45 | ジュネスグローバル | 2,970 |
46 | ヤングリビングジャパンインク | 2,899 |
47 | アフロゾーンジャパン | 2,570 |
48 | イオスコーポレーション | 2,509 |
49 | エコロインターナショナル | 2,500 |
50 | アミン | 2,400 |
51 | サンテクレアール | 2,300 |
52 | ケイエスビー | 2,250 |
53 | ユニシティジャパン | 2,200 |
54 | ベガ(VEGA) | 2,143 |
55 | ダイヤモンドライフ | 2,142 |
56 | 三和 株式会社 | 2,000 |
56 | M3 HD | 2,000 |
56 | シークレットダイレクトジャパン | 2,000 |
56 | ハッピーファミリー | 2,000 |
56 | マナテックジャパン | 2,000 |
56 | サンベール | 2,000 |
62 | ローズライン | 1,800 |
63 | シェラバートン | 1,750 |
64 | エヌエーシー(NAC) | 1,626 |
65 | ネオライフインターナショナル | 1,620 |
66 | ゼンノアジャパン | 1,540 |
67 | セルフ | 1,400 |
68 | 日本ベスト | 1,300 |
68 | シーエムシー | 1,300 |
70 | IPSコスメティックス | 1,200 |
71 | エックスワン | 1,169 |
72 | アトコントロール | 1,100 |
73 | 美・Style | 1,050 |
74 | スターライズジャパン | 1,000 |
74 | オードビージャポン | 1,000 |
74 | ウィンライフジャパン | 1,000 |
74 | カイアニジャパン | 1,000 |
74 | クレス薬品 | 1,000 |
74 | フォーライフリサーチジャパン | 1,000 |
74 | マイフレンド | 1,000 |
81 | サンテックビオズ(旧DNA) | 985 |
82 | リフウェル | 960 |
83 | アイスター商事 | 900 |
83 | プレステージ | 900 |
83 | シーベヌ | 900 |
86 | 豊凛化粧品 | 800 |
86 | ウイズ | 800 |
86 | レインボー | 800 |
89 | スターリジャパン | 770 |
90 | ジョイ | 742 |
91 | 参壽恵本舗 | 722 |
92 | オーエイチエスジャパン(OHS-JAPAN) | 720 |
93 | オリヴィス OriVis | 700 |
93 | ウィル・サーチ | 700 |
95 | AIM(エイム) | 600 |
95 | NIKKEN(ニッケン) | 600 |
97 | 国際漢方研究所(国際友好交易) | 518 |
98 | ベルエアー | 505 |
99 | アストーラ | 500 |
99 | ビーエッチシー(BHC) | 500 |
99 | ピュアスター | 500 |
102 | アルペン総合研究所 | 480 |
103 | 苔善(こけぜん) | 450 |
103 | セモア | 450 |
103 | ビィゴライフ | 450 |
103 | フローラサンティ | 450 |
107 | ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン | 440 |
108 | エルブ | 400 |
108 | ミューズ | 400 |
108 | ラヴィ | 400 |
111 | DNAジャパン | 360 |
112 | エポックモア | 350 |
112 | ビオータ | 350 |
114 | クリエイション | 300 |
114 | プロティオス | 300 |
116 | 日本ビーエフ | 279 |
117 | コンフィアンス モビリア | 238 |
118 | サンライダージャパンインク | 183 |
119 | SEIKAN(セイカン) | 150 |
120 | ソニア(SONIA) | 130 |
121 | ミラクル | 124 |
122 | フォーチュンインターナショナル | 100 |
2022年ネットワークビジネス【増収率ランキング】
順位 | 会社名 | 前期比(%) | 売上高(百万円) | 主力製品 |
---|---|---|---|---|
1 | アフロゾーンジャパン | 213.0 | 2,570 | 化粧品・美容機器 |
2 | ダイヤモンドライフ | 149.6 | 2,142 | 栄養補助食品 |
3 | グラントイーワンズ | 69.7 | 14,600 | 下着 |
4 | 美・Style | 50.0 | 1,050 | 化粧品 |
5 | サンテックビオズ | 28.0 | 985 | 栄養補助食品 |
6 | エコロインターナショナル | 25.0 | 2,500 | 化粧品 |
7 | ニナファームジャポン | 21.9 | 8,900 | 栄養補助食品 |
8 | ミラクル | 20.3 | 124 | 栄養補助食品 |
9 | サンライダージャパンインク | 17.0 | 183 | 栄養補助食品 |
10 | エヌエーシー | 15.0 | 1,626 | 化粧品 |
11 | スターリジャパン | 14.9 | 770 | 栄養補助食品 |
12 | ビオータ | 13.5 | 350 | 栄養補助食品 |
13 | シナジーワールドワイドジャパン | 13.0 | 4,320 | 栄養補助食品 |
14 | アンビットエナジージャパン | 11.6 | 7,557 | 電力 |
15 | ヤングリビングジャパンインク | 11.5 | 2,899 | エッセンシャルオイル |
16 | イオスコーポレーション | 11.1 | 2,509 | 栄養補助食品 |
17 | セプテムプロダクツ | 11.0 | 11,450 | 化粧品 |
18 | アウラインターナショナル | 10.9 | 8,900 | 化粧品 |
19 | ハーバライフ・オブ・ジャパン | 10.0 | 3,000 | 栄養補助食品 |
20 | リフウェル | 7.6 | 960 | 栄養補助食品 |
21 | ジュネスグローバル | 4.0 | 2,970 | 栄養補助食品 |
21 | 国際漢方研究所(国際友好交易) | 4.0 | 518 | 栄養補助食品 |
21 | 日本ビーエフ | 4.0 | 279 | 栄養補助食品 |
24 | ニュースキンジャパン | 3.0 | 30,000 | 栄養補助食品 |
24 | スリーピース | 3.0 | 3,811 | 栄養補助食品 |
26 | フォーデイズ | 2.4 | 32,987 | 栄養補助食品 |
27 | 参壽恵本舗 | 2.0 | 722 | 栄養補助食品 |
28 | 日本アムウェイ | 1.8 | 97,520 | 栄養補助食品 |
29 | ナチュラリープラス | 1.3 | 13,100 | 栄養補助食品 |
2022年ネットワークビジネス【健康食品部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | 三基商事 | 55,000 |
2 | 日本アムウェイ | 50,518 |
3 | フォーデイズ | 26,049 |
4 | フォーエバーリビングプロダクツジャパン | 19,000 |
5 | ニュースキンジャパン | 15,000 |
6 | モデーアジャパン | 14,000 |
7 | ナチュラリープラス | 13,100 |
8 | モリンダジャパン | 11,000 |
9 | 高陽社 | 9,500 |
10 | 日本シャクリー | 9,400 |
11 | ニナファームジャポン | 8,900 |
12 | サンクスアイ | 8,000 |
13 | 赤塚 | 7,800 |
14 | 日健総本社 | 6,400 |
15 | ライフバンテージジャパン | 4,391 |
16 | シナジーワールドワイドジャパン | 4,320 |
17 | KZ1ジャパン | 4,000 |
18 | スリーピース | 3,811 |
19 | アリックスジャパン | 3,800 |
20 | ハーバライフ・オブ・ジャパン | 3,000 |
21 | ジュネスグローバル | 2,970 |
22 | イオスコーポレーション | 2,509 |
23 | サンテクレアール | 2,300 |
24 | ユニシティジャパン | 2,200 |
25 | ダイヤモンドライフ | 2,142 |
26 | M3 HD | 2,000 |
26 | ハッピーファミリー | 2,000 |
26 | マナテックジャパン | 2,000 |
26 | サンベール | 2,000 |
30 | ネオライフインターナショナル | 1,620 |
31 | ゼンノアジャパン | 1,540 |
32 | セルフ | 1,400 |
33 | 日本ベスト | 1,300 |
33 | シーエムシー | 1,300 |
35 | カイアニジャパン | 1,000 |
35 | フォーライフリサーチジャパン | 1,000 |
37 | サンテックビオズ | 985 |
38 | リフウェル | 960 |
39 | プレステージ | 900 |
40 | ウイズ | 800 |
41 | スターリジャパン | 770 |
42 | ジョイ | 742 |
43 | 参壽恵本舗 | 722 |
44 | オリヴィス OriVis | 700 |
44 | ウィル・サーチ | 700 |
46 | 国際漢方研究所(国際友好交易) | 518 |
47 | ベルエアー | 505 |
48 | アルペン総合研究所 | 480 |
49 | 苔善(こけぜん) | 450 |
49 | ビィゴライフ | 450 |
49 | フローラサンティ | 450 |
52 | ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン | 440 |
53 | ミューズ | 400 |
54 | DNAジャパン | 360 |
55 | ビオータ | 350 |
56 | プロティオス | 300 |
57 | 日本ビーエフ | 279 |
58 | サンライダージャパンインク | 183 |
59 | ソニア(SONIA) | 130 |
60 | ミラクル | 124 |
61 | フォーチュンインターナショナル | 100 |
2022年ネットワークビジネス【化粧品部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | ノエビア | 26,296 |
2 | ベルセレージュ本社 | 22,600 |
3 | 日本アムウェイ | 22,398 |
4 | アシュラン | 18,700 |
5 | ニュースキンジャパン | 15,000 |
6 | セプテムプロダクツ | 11,450 |
7 | アウラインターナショナル | 8,900 |
8 | フォーデイズ | 6,938 |
9 | イオン化粧品 | 6,000 |
10 | ザ マイラ | 5,200 |
11 | ロイヤル化粧品 | 5,100 |
12 | シナリー | 4,500 |
13 | TIENS JAPAN(ティエンズジャパン) | 4,000 |
13 | ピュアクリスタル | 4,000 |
15 | アイビー化粧品 | 3,762 |
16 | ペレグレイス | 3,490 |
17 | マナビス化粧品 | 3,000 |
18 | アフロゾーンジャパン | 2,570 |
19 | エコロインターナショナル | 2,500 |
20 | ベガ(VEGA) | 2,143 |
21 | シークレットダイレクトジャパン | 2,000 |
22 | シェラバートン | 1,750 |
23 | エヌエーシー(NAC) | 1,626 |
24 | IPSコスメティックス | 1,200 |
25 | エックスワン | 1,169 |
26 | アトコントロール | 1,100 |
27 | 美・Style | 1,050 |
28 | スターライズジャパン | 1,000 |
28 | オードビージャポン | 1,000 |
28 | クレス薬品 | 1,000 |
31 | アイスター商事 | 900 |
31 | シーベヌ | 900 |
33 | 豊凛化粧品 | 800 |
34 | AIM(エイム) | 600 |
35 | アストーラ | 500 |
35 | ピュアスター | 500 |
37 | エルブ | 400 |
37 | ラヴィ | 400 |
39 | クリエイション | 300 |
40 | コンフィアンス モビリア | 238 |
2022年ネットワークビジネス【下着部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | グラントイーワンズ | 14,600 |
2 | シャルレ | 12,919 |
3 | シャンデール | 8,000 |
4 | サミットインターナショナル | 5,000 |
5 | マイフレンド | 1,000 |
6 | ビーエッチシー(BHC) | 500 |
7 | セモア | 450 |
8 | エポックモア | 350 |
2022年ネットワークビジネス【寝装品・寝具部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | アライヴン | 4,000 |
2 | ケイエスビー | 2,250 |
3 | ローズライン | 1,800 |
4 | レインボー | 800 |
2022年ネットワークビジネス【水関連商品部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | グリーンプラネット | 3,400 |
2 | 三和 株式会社 | 2,000 |
3 | オーエイチエスジャパン(OHS-JAPAN) | 720 |
4 | SEIKAN(セイカン) | 150 |
2022年ネットワークビジネス【美容・健康機器部門ランキング】
順位 | 会社名 | 売上高(百万円) |
---|---|---|
1 | YOSA | 3,680 |
2 | アミン | 2,400 |
3 | NIKKEN(ニッケン) | 600 |
参考:世界のネットワークビジネスランキング2020年
順位 | 会社名 | 売上高 |
---|---|---|
1 | Amway | 85億ドル |
2 | Natura &Co | 71億6000万ドル |
3 | Herbalife | 55億ドル |
4 | Vorwerk | 44億8000万ドル |
5 | COWAY | 28億ドル |
6 | Nu Skin | 25億ドル |
7 | Primerica | 22億ドル |
8 | Young Living | 18億ドル |
9 | eXp Realty | 17億1,000万ドル |
10 | PM-International | 17億1,000万ドル |
ネットワークビジネスで押さえておくべき有名企業12社
各種ランキングの中でも常に上位に名を連ねる、国内の有名ネットワークビジネス企業12社を紹介します。長い間業績を維持し続けてきた企業は、商品力の高さはもちろん、透明度が高い経営理念を掲げており、会員にとっても働きやすい環境が整っている傾向が見て取れます。業界の基礎知識として目を通してみてください。
1.日本アムウェイ
アムウェイは知名度も売上もネットワークビジネス界トップの有名企業。アメリカで創業し、世界100カ国以上の国で事業を展開しています。健康食品や化粧品が主力製品ですが、キッチン用品や空気清浄機などの生活用品部門でも着実にシェアを伸ばしています。
2.三基商事
中井貴一さんのCMで有名な健康食品「ミキプルーン」が主力製品の三基商事株式会社。現在は健康食品に限らず、美容品や家庭用品も取り扱う総合メーカーへ成長しています。国内のネットワークビジネス会社では、アムウェイに続く第2位のポジションを長年維持し続けています。
3.フォーデイズ
健康食品から化粧品、美容品を中心に展開しているネットワークビジネス企業です。「核酸サプリメントといえばフォーデイズ」と言えるほどのシェアを獲得しており、アンチエイジング世代向けの製品で順調に業績を伸ばしてきています。
4.ニュースキンジャパン
ニュースキンは美容機器や健康食品を扱う総合メーカーとして世界的シェアを獲得しています。主力製品のサプリメント「ユーススパン」は、世界中の健康長寿食をベースに研究開発され、アンチエイジング世代に支持され続けるロングセラー製品です。
5.ノエビア
国内のネットワークビジネス会社において、化粧品部門のトップを走り続ける人気メーカー。TVCMもコンスタントに目にし、店頭販売をおこなっている製品も多いため、化粧品ブランドとして一般の方からも認知度が高い会社です。
6.ベルセレージュ
「人と自然と技術の調和」を理念に、クオリティーが高い化粧品を武器に業績を伸ばし続けています。徹底したコンプライアンス厳守の経営方針が印象的。「トラブル0への挑戦」という健全な運営目標を掲げ、消費者と販売会員の関係を守ることを命題としています。
7.フォーエバーリビングプロダクツジャパン
健康食品が主力製品であるフォーエバー社は、アメリカに本社を持つグローバルに活躍する会社です。代表的商品「アロエベラジュース」は、日本国内でのアロエドリンクのシェア率がダントツの1位。日本におけるアロエ飲料のリーディングカンパニーの地位を確固たるものにしています。
8.アシュラン
アシュランは化粧品製造工場として国内最大級の自社生産設備を持ち、妥協がない品質を実現。30万人を超えるリピーター会員を獲得しています。一見の顧客が直接購入する手段がないのが特徴的で、目先の収入を得る目的ではない、ネットワークビジネス本来の価値提供を実践し続ける信頼ある会社です。
9.グラント・イーワンズ
下着部門で毎年トップクラスの売上を誇るグラント・イーワンズ。藤原紀香さんが愛用している下着として一躍脚光を浴びました。デザインと機能性を兼ね備える製品力や、豊富な品ぞろえで近年急速に業績を伸ばす成長企業です。
10.モデーアジャパン
1992年にアメリカのユタ州で誕生し、健康食品や化粧品を主力に全世界34カ国に展開するネットワークビジネス会社です。身体内外からの美容を中心に、生活そのものをクリーンにするという企業理念をもっています。安全性と環境への配慮を突き詰めた開発コンセプトで支持を得ている企業です。
11.ナチュラリープラス
健康食品や美容製品を中心に展開している純国産ネットワークビジネス企業です。国内のネットワークビジネスは海外から進出してきた企業が多い中、ナチュラリープラスは日本から世界に展開している数少ない会社。香港や台湾、マレーシアなどのアジア圏で影響力を強めている成長企業です。
12.シャルレ
快適な着用感と高い機能性を兼ね備えた女性用インナーがシャルレの主力製品。会員数は約70万人程度と言われていますが、勧誘活動を行わない「製品のリピート購入のみが目的の会員」の割合が非常に高い特徴があります。競争力が高いハイクオリティーな製品であることの裏付けだと言えるでしょう。
<関連記事>
徹底網羅!ネットワークビジネス会社一覧&ビジネス活動の真実では、さらに詳しく有名ネットワークビジネス企業を紹介しています。合わせてご覧になってみてください。
ネットワークビジネス急成長企業3社|トレンドの傾向を知っておこう
ネットワークビジネスに限らず、収益を最大化せるためには市場のトレンドを把握することが大切です。今現在の売上高ランキングのみで企業価値を判断するのではなく、今勢いがある会社・今売れる商材を見極める観点を養いましょう。
その指標の一つとして、前年度比の増収率が説得力ある判断材料になります。ここでは先述した「増収率ランキング」の上位3社をピックアップし、急成長の要因や戦略の分析を行います。
傾向として、3社とも「オンラインを活用した施策」や「組織構築の価値観の刷新」を積極的に行っていることが見て取れます。時代にうまく乗った中堅企業の成長が、現在のネットワークビジネス市場の拡大を支えていると言えるでしょう。
1.アフロゾーン
次世代のスキンケアテクノロジーとして、近年注目を集める幹細胞コスメ。ネットワークビジネス業界でも幹細胞製品を扱う競合他社が増えているなか、アフロゾーンは自社独自の強みを発揮し、幹細胞美容液のシェアを急速に獲得しています。
アフロゾーンの独自技術の筆頭として挙げられるのが「エアブラシ・システム」です。美容液を噴射するスプレーガンで、高い浸透効果のほか、高級感があるルックスで訴求力が高い人気の商品。アフロゾーンの会員には美容室やエステサロンを経営している方も多く、コロナ禍によって”直接触れることなく施術できる”価値が再評価され、業績アップにつながりました。
ほかにも韓国本社からトップリーダーを招いた研修セミナーや、美容液の内容成分のアップデート、報酬プランのポジティブな改定など、現場のモチベーションを上げる施策が掛け算式に効果を発揮。ビジネス志向のリーダー会員が増え、成長を加速させました。
会社から具体的な支援はなかったにも関わらず、仕組みを整えることで主体的な活動を促した好例と言えるでしょう。もともと”美容大国”韓国の自社工場で製造している商品力には定評があります。会員個人個人がインスタグラムを積極的に活用するなどのオンライン施策により、商品力の高さの認知が広がりました。22年3月期の売上高は40億円を記録しています。
2.ダイヤモンドライフ
ダイヤモンドライフは羊膜エキスと酵素・ローズウォーターを配合した健康食品を展開する、日本で創立されたネットワークビジネス企業です。2018年の発足以来、前期比100%以上の急成長を記録し続け、22年度の発表では前期比約2.5倍の21億4200万円の売上を達成しています。
ダイヤモンドライフが高い競争優位性を持っている要因の一つに、リーダー会員の活動を活発化させる仕組みが整っている事が挙げられます。例えば一定期間の中で3ポジションの会員を4人紹介すると特別ボーナス5万円が支給されたり、2ヵ月間で指定タイトルを達成させると100万円のボーナスがもらえるなどがあります。
このようなプロモーションが月毎や新製品発表ごとに企画されており、いち早く稼げる組織構築の実現につながっています。とはいえお金が目的になってしまうと、強引な勧誘やむちゃな買い込みなど、ネットワークビジネスが抱えやすいトラブルに発展する可能性が高くなります。
その点ダイヤモンドライフでは、創業当時から「楽して稼げるものではない」という教育を徹底。一過性の利益に走るのではなく、レバレッジが効く質の高い組織づくりを求める価値観を周知させています。ほかにもZoomなどでのセミナー開催には資格を要するなど、他社に比べ会員全体のビジネスリテラシーが高い特徴があります。
ただただインセンティブをエサに見かけ上の会員を増やすのではなく、しっかりとしたビジネス観を持った会員を育てることがベース。そのうえで納得感がある成果報酬を用意することで、会員のモチベーションを高く維持しています。
3.グラントイーワンズ
体形補正下着でありながら、おしゃれなデザイン展開で人気を博すグラントイーワンズ。徹底したオンライン戦略で業績を伸ばし、増収率ランキング3位に入りました。売上高ランキングトップ10に名を連ねる大手企業でもあり、高い成長率を維持し続けています。
コロナ禍で対面の活動が制限されるなか、前期比69.7%増と飛躍的な増収を実現。その要因の一つがZoomを活用したセミナー配信です。福井県内にある本社ビル内にZoom配信用の設備を設け、他社に先駆けオンラインでの会員育成の仕組みを構築しました。リモートを余儀なくされた昨今の情勢を逆手に取り、ビシネス会員の意識を高める機会を多く作れています。
そもそもオンラインセミナーがうまく機能したのも、グラントイーワンズがもともと「グループごとの縦割り」を一切禁止しているから。別のグループのリーダーをコーチングしたり、自分の下位会員以外でも関係なく助け合うことが当たり前に行われます。グラントイーワンズという土俵を盛り上げる意識が末端まで共有できていることで、オンラインセミナーが最大限の効果を発揮できたのです。
また、製品ごとに担当チーム制を導入したのも他社にはない大きな特徴です。自分が好きなもの・得意なこと・ノウハウがあることを教え伝えることこそが、貢献感を満たす最善な方法です。思い入れが強い製品を組織的に扱うことで、強い当事者意識が芽生えました。特に別途ボーナスなどは設けなかったものの、自発的に売上アップに向けた取り組みを行う会員が増えたことで、増収率アップにつながったのです。
【重要】ランキング上位の企業でも簡単に稼げるわけではない
この記事では各種ランキングを軸に、それぞれの企業の特徴を解説しています。ただし、データはあくまで判断材料の一つに過ぎません。数字だけ見て飛びつのではなく、売上高や増収の根拠が提示されているか・それが納得できる内容なのかを自分の頭を通して考える観点が大切です。
日本人は特に統計への信頼が強く、「この会社は売り上げが伸びているからまちがいないだろう!」と判断してしまいがちです。もちろん数字はウソをつきませんが、バイアスがかかりやすいものだと頭に入れておきましょう。
極端な例ですが、立ち上がったばかりのネットワークビジネス企業が、他社で大きな組織を持つ「トップリーダー会員」をグループごと招き入れることが少なからずあります。これ自体はスタートアップを支えるための施策として間違いではありません。
しかしこの方法で釣り上げられた増収率は個人の力でもたらされたものであり、企業力の証明にはならないのです。良し悪しは切り分けて考えるべきですが、見かけ上のデータは印象操作できる可能性があると把握しておきましょう。
しっかり稼いでいくためには「波に乗っている企業で効率よく活動をしよう」という観点は大切です。しかしネットワークビジネスはマネーゲームではありません。どんな企業を選ぼうと、成功するためには地道な努力が大前提であることを忘れてはいけません。
まとめ:ランキングから業界の動向をひも解き自身の活動に応用しよう
この記事では、『2022年ネットワークビジネスランキング』に基づく各企業の評価を解説してきました。自分が関わっている企業の業界内のポジションや、時流に沿った活動計画を立てる材料として活用してください。ランキングはあくまでも客観的な数字に過ぎません。それだけで会社の良し悪しを判断するのではなく、ご自身の軸を太くする知識の一つだととらえましょう。この記事のランキング情報を自分なりに吸収していただき、今後のネットワークビジネス活動の参考にしていただければ幸いです。